やけど

やけどはすぐに冷やす!

今日はやけどの話です。

実は今朝、うちの小学校の息子が、パンを焼くときに、 トースターで火傷をしました。「あつい」と言って、手を押さえていました。

その時、うちの嫁は「大丈夫!」と言って、すぐに近くに行って冷やさなきゃって言って水で冷やして氷で冷やしてくれました。

僕はというと、 「多分トースターの外側やから、そんな大した火傷じゃないから、まあ大丈夫じゃないかな」というわけで、ちょっとゆっくりしてたんですけれど、その後「おっとあんまりゆっくりしてると、嫁にちょっと怒られるぞ」と思いながら、 後で診察しました。

結果としては大したやけどじゃなかったんですけれど、やけどの直し方・結局冷やすっていうのはどういうことかっていうことをもう1度考えてみました。

皆さんにお伝えします。まずやけどっていうのはもちろん、天ぷら油揚げていて、それが掛かる方もおられますし、たばこの火とかそういうの あとは、お湯に一瞬指をつけてしまう。いろんな火傷の種類があります。

その熱によって、皮膚、 もしくはその奥の組織が死んでしまうかっていうのが変わるんです。今回の場合はトースターで軽く当たっただけなんで、本当の表面の火傷だったので、軽く水で冷やすぐらいが1番いい判断かなと思います。

それ以外の例えば、油で火傷をする。そういった時には、かなりの高温のものが手にかかって、なかなか油が 落ちないんで、ほっとくと奥の方までやけどは広がっていきます。

そうならないために、 とりあえず初めに近くに水があるんやったら水で流して、その後氷があるんやったら氷を当てる方がいいです。

これはもう、本当に1秒でも早くする方がいいです。奥まで細胞が死なないように、1秒でも早く、そうしましょう。

一分ぐらい冷やすと、 おそらくはその奥の方まで行くっていう。そういう心配はなくなるんですけれど、その後も冷やすこともあります。

その後冷やす意味合いとしては、冷やす方が痛くないっていう意味合いから冷やしているんだと思います。

冷たさを感じる神経と痛みを感じる神経は同じ神経なんで、冷やしてて「ああ、冷たい」って思うのと「痛い」って思うのは同じ神経が感じています。

そこで、冷やして「冷たい冷たい」っていうのは我慢しやすいんですけれど、痛いというのは我慢しにくいんで、そこで冷やすっていう意味合いがあると思います。

今日はやけどについての話でした 。私の息子の場合は、トースターで軽い火傷だけだったんで、水で冷やして、氷で冷やして、それだけで放置でいいと思います。