腰痛男

ロキソニン 炎症 もとから抑えます

初めに、大体、ロキソニンっていうお薬を出すんです。副作用が少ないっていうこと、 あと、効果がそこそこあるっていうこと。あと、まあ、世の中でも割とよく耳にする薬であるということ。いろんな理由で「ロキソニを出す」って言うと、納得される患者さんが多いんで、そういうお薬を出します。ただし、あまり強い椎間板ヘルニアの痛みに対しては、ロキソニンは全く効果がないこともあります。

ロキソニンを出すときに気を付けなければならないのは、副作用で胃が悪くなりやすいことです。
実際、本当に胃に穴が開く方もおられます。その方はロキソニンを普通の飲み方じゃなくて、通常は1日3回ぐらいしか飲まないんですけれど、それを10回ぐらい飲まれる方、そんな方も世の中にはおられて、そういう方は本当にお腹が痛いって言うて、 胃に穴が開いて、夜に来られる方は実際おられます。ですから、 ロキソニンを飲むとしても、基本的には1日3回までで、ムコスタっていう飲み薬も私の場合は出すんですけれど、 ただ市販されてないんで、市販品ならガスターていう市販品がありますんで、そういうお薬も一緒に飲む方がいいと思います。

あと、初めにお話しした今日の俳句、【ロキソニン 炎症 もとから抑えます】ロキソニンというお薬は、表面的な痛みだけではなくて、炎症そのものを根本から抑える作用もあるんです。

ですから、単なる痛み止めというよりは、もう少し根本から ある程度ヘルニアの痛みを解決する、という風に捉えてもいいと思います。それ以外にも、ボルタレン、セレコックスなどのお薬があるんですけれど、 基本的にロキソニンで効かないようなヘルニアの痛みは、 また違う系統の痛み止めなどがあるんで、そういうあのお薬で試していく方がいいと思います。

後日お話するんですけれど、 お薬で効かない場合は、ブロック注射をすることもありますし、最終手術に至る場合もあります。

次回は ロキソニンで効かない痛みの場合に、出す薬を紹介させていただきます。

 

上記は、私が配信しているラジオ【スタンドFM】の内容です。

以下に、スタンドFMのURLを貼り付けますので、良ければ聞いてください。

♯6 腰椎椎間板ヘルニア〜ロキソニン炎症もとから抑えます