腰痛女

脊椎圧迫骨折ー診察7ー会話形式

第1腰椎圧迫骨折になり 3か月が経ちます。

腰の痛みも無くなり コルセットも外せるようになってきました。
痛みが無くなったからと言って 骨粗鬆症は残っているので テリボンの注射は続けるように言われます。

診察前

診察前の心境
腰痛

骨折してから 3か月が経ちました。
腰の痛みもなく、家事も出来るようになりました。

痛みがないのが当たり前・元気に動けるのが当たり前と思っていましたが、歳を取るとそうではないのですね。

コルセットは 今日で外れる予定です。
骨折したのが 夏でなくてよかったです。
夏だったら あせもができたかも・・・

診察

医者正面

こんにちは


腰痛女

こんにちは


医者正面

家での生活は 苦痛なく出来ていますか?


腰痛女

はい。
家事をするときも 痛みはありません。
ハイキングに誘われたのですが、それは断りました。


医者正面

日常生活での痛みは 無くなってきているのですね。
ハイキングは 歩く距離を徐々に伸ばしてから行くほうが良いです。

レントゲンの結果は 問題ありません。
本日で コルセットは外していただいても結構です。

急にコルセットなしで 外出するのが不安なら、
家の中でだけコルセットを外して 外出する時にはつける
という風にするのも一つです。

極端に長い期間 コルセットをつけていると、
・腰の筋力が弱ったり
・腰の関節の動きが悪くなったり
します。

不安の少ないように 徐々に外していってください。

今までずっとつけていたものを 急になくすのは不安です。
少しずつ 外していきます。

以前にも言いましたが、自転車に乗るのは 骨折してから6か月間はやめてください。
自転車は サドルからお尻に直接負担がかかるので、歩いたりするよりも背骨にかかる負担が大きいです。
自転車に乗れないと 不便なことがあるとは思いますが、あと3か月は乗らないでください。


腰痛女

分かりました。


医者正面

テリボンの注射を今日もしていただきます。
次回は1週間後に来ていただいて テリボンの注射をします。


腰痛女

はい。


医者正面

お大事に。

診察後

先生の頭の中
医者

3か月経過して 問題がないのなら 先ずはひと安心だ。

不安要素があるとしたら
「今回の骨折は こけたり尻もちをついたわけでなく、単に重いものを持っていたため起こった骨折である」
という点だ。
つまり、骨粗鬆症が重度である。
これについては テリボンの注射を継続することで 改善することができる。

テリボンは 約2年間 週1回 通院する必要がある。
途中でやめる方もおられるが、この患者さんについては 2年間したほうが良い。

都合がつく限り 通院していただきたい。

診察後の心境
腰痛

コルセットを外せるのは 嬉しいです。

少しずつではありますが、友達と ランチや買い物に 行けるかな!

色々と 我慢していたので 少しずつ 楽しいことを 予定していきます。

お注射は しばらく通う必要がありますが、病院に来ることにも慣れたので 続けて来ます。
だって、「本当に骨が弱い」って言われましたから。