ヘルニア君と神経さん
医者正面

視点を変えて物事を見ると、新たなことが発見できることがあります。

そこで、
・腰椎椎間板ヘルニアの 悪者である ヘルニアを”ヘルニア君”
・痛められる神経を”しんけいさん”

として、それぞれの立場から コメントしてもらいます。

男性笑顔

面白そうですね。

腰椎椎間板ヘルニアーヘルニア君・しんけいさんを擬人化

ヘルニア君からひと言

ヘルニア君

こんにちは。

僕はもともとご主人様の腰の骨の間に居て、腰の骨同士がこすれない様にクッションとして働いていました。

ご主人様が運動をしたり 長い間座ったりするときにも、頑張ってご主人様を支えていました。

でも この間 ご主人様が重いものを急に持ち上げた時に、我慢しきれずに 後ろのほうに飛び出しそうになったんです。

すぐ近くには腰の太い神経があって、そこまではいくまいとしていたんです。

それから1か月後に ご主人様がまた 重いものを持ったんです。

その時飛び出してしまって 腰の神経に当たってしまいました。

それから ご主人様は 動けずにいます(涙)

しんけいさんからひと言

しんけいさん

こんにちは。

私は ご主人様の脳から出された指示を足に伝えたり 足で受け取った情報を脳に伝えたりしています。

私の周りにいる脂肪や骨や椎間板と協力し合い 一生懸命働いていました。

つい最近 ご主人様が重いものを持ったんです。

その時 椎間板から飛び出してきたヘルニア君が私に当たってきたんです。

当たられた場所が段々腫れてきて さらにヘルニア君に食い込むんです。(涙)

ヘルニア君が当たった部分が腫れることで ご主人様は 腰や足に痛みやシビレを感じています。足の動きも悪くなってきたようです。(涙)

男性笑顔

ヘルニア君も神経さんも、もともとは 体を守るために頑張っていたのですね。

医者正面

そうなんです。