今日も 陽椎椎間板ヘルニアについてお話します。
今日はブロック注射の話です。
ヘルニアの治療っていうのは、3段構っていう話をさせていただいてました。けれど、1番がお薬・2番がブロック注射・3番が手術で、それの2番目:ブロック注射の説明に入っていきます。
ブロック注射は、結構効果のあることが多いです。
ブロック注射っていうのは、なんとなく皆さん聞いたことあると思います。
ヘルニアの場合は、炎症の起こってる場所、 ほぼその近くぐらいに、注射の液体を送り込むっていう注射になります。
送り込む方法とか、送り込む経路とか、そういうなんが多少違ってくるんで、幾つかの種類に分けることができます。
で、細かい話に関しては、また次の会でお話しします。
今回は、大まかな枠組みについて話をします。
ヘルニアの場合 ちょうどヘルニアが出ているところに向かって、ブロック注射をします。ちょっと離れたところ:10センチ15センチ離れたところから送り込むブロック注射と、 あとは、神経を直接狙って神経自体にかなり強く麻酔を掛けるブロック注射の二種類があります。
そのブロック注射をする目的っていうのは、ブロック注射、一瞬1回だけda
としても、痛み自体が一瞬だけとめられるだけなんですけれど、 実はその痛みのを一瞬、(一瞬て言うても 何時間か止めるだけ)なんですけれど、その何時間か痛みを止めることで、痛みの悪循環を防いで、それで改善させるっていうような意味があります。
ブロック注射の中に、麻酔薬と、あとは、ステロイドを入れることが多いです。
まず麻酔薬を入れると、痛み自体が一旦止まる、もしくは改善されます。その間に痛みが改善されてる間に、 体の中の神経が少しほっこりするんです。ほっこりすると、血流が良くなったり、ほっこりすることで 緊張感がほぐれたりして、その後も楽な感じになるっていうのが1つの作用。
あと1つ、ステロイドを入れると、無理やり炎症を止める要素がステロイドにはあるんで、そういった炎症を止める要素が 、しばらくの間続いてくれるっていうのがブロック注射の意味です。
続いてブロック注射をできない人、 こういう方もおられます。例えば、血をサラサラにする薬を飲んでいる人。こういう方に関しては、ブロック注射をすると、その注射の針が血管を破って、 その血管を破ったところで、血がぶわっとにじみ出て、【血種】っていうのができることがあります。これが、普通だったら勝手に血が止まってくれて、血種もちっさいもので済むんですけれど、血をサラサラにする薬を飲んでると、その血腫が大きくなります。これが、皮膚の下で大きくなっただけやったら、外から見えるんで、それを圧迫して血を止める。 ま、大きく膨れてしもたらその血を取り出すとか。そんな難しくなくできるんです。
ただ、奥の方でそういうことが起こって、しかも神経の近くでそういうことが起こると、逆にそのブロック注射をしたがために、神経が麻痺するっていうことがあるんで、そういうお薬を飲んでる人は要注意。
ブロック注射する場所によってはできませんし、ブロック注射する場所によっては、注意しながらしましょう。っていう風になっています。
あと、普通は痛みがあるところ、例えば、あの 足のふくらはぎの外側が痛い、 そういう症状がヘルニアで多いんですけれど、その場所にブロック注射をする先生、お医者さんもおられますけれど、ちょっとそれは理にかなったことではないです。
いろんなお医者さんがいろんな理論でやってはると思うんですけれど、ちょっと微妙な感じなんで。
ヘルニアでそういうところに注射をされるお医者さんに出会ったら、違うお医者さんにも見てもらう方がいいのかなっていう風には思います。
今日は、ブロック注射の概要をお話ししました。今日も聞いていただいて、ありがとうございました。
上記は、私が配信しているラジオ【スタンドFM】の内容です。
つたない話し方で恐縮ですが、良ければ聞いてください。
絶対に、読んでいただくほうがわかりやすいですが・・・(笑)