腰痛女

脊椎圧迫骨折ー診察3ー会話形式

入院2日目です。

腰の痛みは続いています。
今日はMRI検査をしました。
今後の治療はどの様に進めていくのでしょうか。

診察前

診察前の心境
腰痛

夕食を食べるとき ベッドをほとんど起こすことができなかったので 食べにくかったです。
特に お茶を飲むのが難しく、初めはむせました。

今日は 午後から MRIの検査がありました。
MRI検査は 狭いところに入って 大きな音がしました。
MRIの結果は これから説明してもらいます。

診察

医者正面

こんにちは


腰痛女

こんにちは


医者正面

背中の痛みはどうですか?


腰痛女

やはり、寝返りの時に 痛みがあります。


医者正面

夜になかなか眠れないようでしたら 眠り薬や痛み止めの飲み薬もあるので また相談してください。


腰痛女

はい。

ところで MRIはどうでしたか?


医者正面

MRI検査の結果ですが、やはり 第1腰椎の骨折を認めます。
古い骨折ではなく、新しい骨折です。
ヘルニアも少しはありますが、痛みの原因は 圧迫骨折によるものと考えます。
高齢の場合、症状はなくても ヘルニアがある方は多いです。

また、骨密度の検査もしましたが、若い方に比べて 骨塩量が55%しかありません。
骨粗鬆症です。


腰痛女

やはり 骨折していたんですね。
こけてもいないのに 骨折することがあるのですね。
骨粗鬆症もあるし・・・歳なんですね。


医者正面

今後の治療ですが、
①ベッドの上での生活は 同様に続けていただきます。
ベッドを起こすのが30度までなので 生活しにくいとは思いますが、骨がつぶれていくのも困るので そうしてください。
おへその下から おっぱいの上までのコルセットを 作成します。
ご自身の体の計測をして ご自身にあったものを作るので 1週間前後かかります。
テリボンという注射をします。
これは 骨粗鬆症に対する治療です。
骨折の治癒が促進されると言われています。
リハビリを始めます。
初めのうちは ベッドで寝たまま行います。
寝たままで生活していると 筋力が落ちたり 関節の動きが硬くなったりするので そうならない様にします。
コルセットを装着した時点で 立ったり座ったりするリハビリも始めます。


腰痛女

はい。分かりました。

診察後

先生の頭の中
医者

思った通り 骨折があったので 治療を進めていこう。

骨粗鬆症がひどいので、テリボンの注射も開始しよう。
この注射は 骨折の治りも早くなるし、骨粗鬆症も改善されるし、痛みの改善も早くなる。

リハビリも 早めに始める方が良いので、そうしよう。

診察後の心境
腰痛女

やっぱり 骨折が ありました。
コルセット・注射・リハビリ
頑張ります。