しもやけ
女性笑顔

子供が体育館で新体操をしています。

12月から「足の指が痒くて痛い」というのです。

見てみると、少し赤くなり腫れています。

医者正面

きっと”しもやけ”だと思います。

しもやけ

しもやけを塗り薬や飲み薬で治す工夫

初冬や春先にしもやけで悩む人は多いです。

何とかしたい・・・

病院に行く前に、市販薬で工夫するのも一つですよ。

しもやけとは?

正式には凍瘡といいます

特に温度差が大きくなる初冬や春先に多く起こります。
(1日の温度差が10度以上で発症しやすいと言われています)

寒さで血管が縮む
②回復する途中、血管から滲出液が出る
浮腫や炎症が生じる
この様な過程で発生するんです。

予防が一番大切

当たり前のことが多いとは思いますが、日々の注意点をかきますね。

寒いところをできるだけ避ける
手足を保温する
・手袋や靴下が濡れたらしっかりと水分をふき取って、手袋や靴下を交換する

塗り薬

しもやけの予防~極めて軽いしもやけの場合、病院では

ヒルドイドソフト軟膏

ユベラ軟膏

を処方します。

これらの塗り薬は、血流を改善させる効果があります。

ヒルドイドソフト軟膏と同成分の薬は、市販もされています。


飲み薬

しもやけがひどくなってくると、飲み薬も飲みます。

ユベラ錠です。

この飲み薬はビタミンEで、血流を改善させる効果があります。

市販薬にもビタミンE があります。

病院の薬は 1日当たりビタミンE 300mg

下のサプリメントは 1錠でビタミンE 268mgなので、1日1錠飲むのが良いです。

(ビタミンEは飲み過ぎるとだめです。)


痒かったり痛かったりしたら

痒み・痛み・赤み・腫れが少ない場合

痒み・痛み・赤み・腫れ が少なければ、ステロイド軟こうを塗ります。

炎症が起こってしまった状態なので、ステロイドを塗ります。

病院なら、リンデロンV軟膏などです。

市販薬なら、ベトネベート軟膏が同じになります。

痒みが強い場合

痒みが強い場合は、かゆみ止めの飲み薬を飲みます。

病院では、ビラノア錠を出すことがあります。

この薬が 眠気が一番出にくいです。

ビラノアにはやや劣りますが、市販されているもので 眠気が出にくいものを下に紹介します。

本当にひどくなれば・・・

勿論、病院に行ってください。

・潰瘍(皮膚が無くなり状態)

・感染(ばい菌が繁殖)

等、特殊な治療を要することもあります。

ひとりごと・・・

子供がしもやけになりました。

・お風呂で足をもんで・・・
・できるだけ足を暖めて・・・
等々、家でできることは色々としました。

が、足が2倍くらいに腫れあがり・・・

結局 小児科へ行き、ステロイドの塗り薬を処方してもらい治りました。
(市販されていない強力なもの)

できるだけ薬を使わず治したいと思っていましたが、思いだけでは治りませんでした・・・残念